[00.12.29]
日野晧正さん、桃井かおりさんとのディナーショーも終わり、現在神戸にてこれを書いている。なんだかあっという間の12月だったなあ。忙しい忙しいと言っている間にもう年末。そして今年一年もそんな感じの年だった。と一応一年の総括モードに入っているのだが...
今年は自分のバンドのレコーディングこそなかったものの、Club TOKO、CHIKAなどのレコーディングがあったり、SLASH!、Club TOKO、日野晧正GROUPなどのツアーも数多くあった。その合間にGH4をたちあげたりThe MOSTを結成したり、ALTOなかよしこよし、東京Leader's Big Bandなどの活動もした。自分としては充実した一年だったと思っているが、「少し忙しすぎるのでは?」「バンドが多すぎるのでは?」との声もあった。確かにそのとおりではある。やりたいことが多すぎて、しかもいいミュージシャンとは常に共演したいと思っているから積極的にセッションにも参加するし。だが来年はThe MOSTのレコーディングも控えているし、少し仕事の領域をしぼって行こうかな、と思っている。何をどうしていくかはまだ発表できないが、自分の中にはある程度青写真ができてきている。お楽しみに。
明日は東京に帰ってそのまま原宿KEYNOTEのラストライブだ。ロケーションも最高だったお店だが、惜しくも明日をもって閉店することに。その記念すべき日をアルナカスペシャルバージョンで締めくくる。そして大晦日は恒例六本木ALFIE朝まで生ライブスペシャル。三部構成で、ぼくは11:00からの二部・三部に参加する。そのあとは恒例の鍋パーティー。基本的にミュージシャン用だが、運が良ければありつけるかも?!新世紀をぜひ一緒に迎えませんか?
さて、もうひとがんばりしますか。皆さん、よいお年をお迎え下さいますよう...
[00.12.10]
きのうでClub TOKO Tour が終了した。今回は長野県内三カ所のツアーだった。初日は長野市、二日目が伊那市南箕輪村、最終日が松本市。個人的には長野県にはほとんど縁が無く、演奏したとしてもホールで、地元のライブハウスとのお付き合いは皆無だった。今回も基本的にはホールのコンサートなので、あまり地元の方々と交流する機会がなかったが、心温まるスタッフの方々、主催者の方々とのふれあいはとても気持ちのいいものだった。
演奏の方は、初日をのぞいて一時間半のワンステージということで、テンションの高いまま突っ走る、という体力のいるやりかただったが、そこは歴戦の強者ども、普段以上に張り切りパワフルな演奏を毎夜繰り広げていた。特に力武誠はまた成長のあとがうかがえ、ますますこれからが楽しみだ。
演奏のあとの楽しみは打ち上げ!土地のおいしいものを食すことが僕の唯一最大の趣味だ。初日の打ち上げは長野市内の焼き肉ライブハウス。焼き肉とライブ、ってなんか面白い取り合わせだが、これがうまかった!特にブルースバンドで最近そのお店でライブをやった荒巻茂生のおすすめの「塩ホルモン」、う〜ん初めての感覚。普通ホルモンってタレだよね?ところがここでは塩で食べるのです。おそらく新鮮なものでないと無理な食し方だと思うのだが...普段あまりホルモンに食指が動かないタダセイも、これはいけた。
二日目の昼に、長野と言えば蕎麦でしょ、ということで地元のおいしい蕎麦屋さんに連れていってもらった。地味な店構えなんだけど、せいろうまかったよお。こしがすごいんだよね。ところが主催者の足立さんの話によると、「あした松本でこの数倍うまいのを食べさせてあげるよ」とのこと。ええっ、これよりうまいのがあるの?そして連れていってもらったお店は「田舎屋」。名前からして渋い!そして食べたせいろのうまいこと!こしがあって香りがあってのどごしがよくて...うまく表現できないが、Theせいろ、って感じでした。足立さんの話によると、ここのそばは標高1000mのところで限定生産されている貴重なそば粉を使っているとのこと。蕎麦はそば粉でほとんど決まるんだそうな。そば湯も白濁してどろっとしていて、いわゆるそば湯とはまるで違って濃厚な味わいでした。松本に行ったらぜひ探して行って下さい!!
[左から絶品せいろ、そば湯、天丼]
[00.12.04]
きのうまで三日間帰省していた。といっても例によって仕事がらみなのだが。今回のコンサートは香川県民ホール主催の「サヌキブギの誕生」という企画。香川県出身のブギの女王、笠置シヅ子さんに捧げたものだ。そして出演ミュージシャンも県出身者を中心に固められている。まず作編曲にインナーギャラクシーオーケストラで一世を風靡した三木敏悟さん、ドラムに嵐を呼ぶ男・東原力哉さん、ベースに若手の安藤啓介さん、タップにヒデボー&ロンロン、地元アマチュアビッグバンドSWJO、地元の舞踊集団・土曜族。他にゲストとして元ゴダイゴのリーダー・ミッキー吉野さん、ボーカルに金子晴美さん、バイオリンの高木珠希さん、というそうそうたるメンバーがそろった。
11/30に高松入りし、12/1、2の二日間まるまるリハーサルをする。なにせ大所帯なので、音楽と振り付けのタイミングを合わせるだけでも一苦労なのだ。僕自身の出番は全てではなく、しかもアドリブ主体なので割と楽な役。だが待つのも結構疲れるんだな、これが。
そうこうしつつ、「東京ブギ」「買い物ブギ」「ジャングルブギ」等の往年の名曲が徐々に形になってきた。そして今回のコンサートのために三木さんが書き下ろした「サヌキブギ」。4つのパートに別れていて、それぞれに瀬戸内海の情景が織り込まれていて吹いていてとても気持ちのいい曲だった。
当日も朝からぎりぎりまでリハーサル。うまくいくか最後まで不安だったが、そこは歴戦の強者揃い、本番ではバッチリ決めてくれた。最後は讃岐の盆踊り「一合まいた」でフィナーレ。いやあ楽しいコンサートでした。讃岐出身という自分のアイデンティティーを再確認した。そして県出身のミュージシャンがたくさんいることに誇りを覚えた。またこういう企画があるといいなあ。
[みんなでポーズ]
[00.11.20]
きのうNHK-FM セッション505で越智順子さんと初共演した。関西を中心に活動しているゴスペル・ジャズシンガーだが、ベースの石橋敬一さんのプロデュースにより東京にも進出、すでに多くのファンを獲得している人だ。2〜3日前に六本木の寿司屋でご挨拶だけしていたが歌を聴くのも昨日が初めて、という状態で、期待と不安が入り交じった複雑な気持ちでスタジオに向かった。
だが、一曲目をリハーサルした時点でその心配は杞憂に終わった。うん、この人はすごい!確かなテクニックに裏打ちされた歌心が素晴らしい。きっと人間が温かく優しい人なのだろう(その後お話してそれは確信に)。歌のグループのときは、いかに歌を引き立てるかを考えなければならない。こちらも同じメロディー楽器なのでぶつからないように、でも世界を広げなければならない、という緊張を強いられる場面だ。ボーカリストによってはそれがうまくかみ合わない場合もある。しかしきのうはまるで長年共演しているような錯覚にとらわれるほど自然だった(少なくとも僕はそう思った)。いわゆるお仕事ではなく本当に楽しいセッションだった。すごい人はいろんなところにいるものだ。また共演できるといいなあ。なお放送は11/25(土)夜9:00から。
余談だが、僕たち二人がとても似ている、という証言が複数あったがいかがなものか?ひげだけとっかえたら、とか...でも性別違うんですけど...
[写真提供:小川もこさん]
[写真提供:totoromさん]
[00.11.18]
New Unit [The MOST]が発進した。塩田哲嗣 b,大坂昌彦 dsとのピアノレストリオ。このグループの結成のきっかけはかなり変わっている。NHK-FM SESSION505の司会でおなじみの小川もこさんが持っている民放の番組「For you 未来倶楽部」という番組に大坂君がゲストで出演することになり、急遽スタジオにドラムを持ち込んで生ミニライブをやることになったのだが、その時に集められたメンバーがこの三人だったのだ。番組の中でリスナーの作った短歌にふさわしい曲をやる、というコーナーがあり、何曲か演奏したところこれが非常に面白く、「ぜひレギュラーグループにしたいねえ」などと番組中にしゃべっていたら、もこさんがそれを本気にしてオンエア中にバンド名を公募するという暴挙に出たのだ。はのすけさんの「Moko,Osaka,Siota,TadaでMOST」という意見にIt's so funnyさんの「Theをつけたほうがいいよ」という意見を足して「The MOST」と相成ったわけだ。「最上級」なんてちょっとおこがましすぎないかあ?という我々の意見などリスナーの方々の意見の前にはまるで無力。かくしてめでたく新バンド誕生!三人全員がリーダーのトリリーダー(そんな言葉あるんかいな?)みたいなバンドを目指したい。
とはいえ、僕と大坂君の付き合いは長く、彼が帰国後参加した「香取良彦Orchestra」以来、彼のリーダーアルバム「Dawn Breaks」「def」の二枚に参加させてもらうなど、彼のおかげで結構メディアに載せてもらったことがあった。それ以後、お互いに自分のリーダーバンドが忙しくなかなか共演する機会がなかったのだが、僕としてはぜひ彼と一度レギュラーグループをやってみたかった。それがこのような形で意外にも早く実現したので、もこさん始めフォーミラのリスナーの方々には本当に感謝してるんです。
11/12のSOMETIME、そして11/18のGクレフと二回のライブをやってみて、予想以上に楽しくそして未来を予感させる内容だった。やはり人選に間違いはなかった!この三人でできることをとことんやってみようと思う。来年早々にこのメンバーを核としたレコーディングも計画中。なにか21世紀もすごいことになりそうだ...楽しみ楽しみ、ぐふふ!
[写真提供:totoromさん]
[00.11.07]
タダセイ5daysイベントが終わり、大阪音大学園祭も無事終わり、きのうはALFIEに日野晧正&Hank Jones&Ron Carterを聴きに行った。仕事を離れて聴きに行きたいと思うライブは限られている。この組み合わせはまさに一期一会。クラブギグをやること自体非常にまれな人たちなのだ。また、日野さんがこういう組み合わせの時どう吹くか、というのも非常に興味深いところだ。
僕は二回目のセットに行ったが、すでにもちろん満席。他に来ていたミュージシャン連中とともにカウンターの中で聞かせてもらうことに。今泉正明、塩田哲嗣、太田剣、TOKU、野本晴美などなど、若いミュージシャンがたくさん来ている。一曲目のAutumn Leavesから始まり、Over the rainbow,Stella by starlight,I remember Clifford,Limehouse Blues,Walkin',等々、スタンダードのオンパレード。それにしてもハンクさん、年齢をある意味感じさせ、ある意味感じさせないプレイを展開(わかるかな?)。あのキャリアでしか出せない枯れた味の中にユーモアやパワーも織り交ぜる、という何とも言い様のない素晴らしいプレイだった。師匠、日野さんも、ある時は彼らのペースに合わせ、ある時は自分が持っていく、こちらも余裕のプレイ。普段僕の横で吹きまくっている時とはまた違った渋さで迫る。特にサッチモ風のプレイは日本一なんじゃないか、と思う。日野さんのルーツはサッチモでありデキシーなんだと確信する。ロンさんはこちらも余裕のプレイ。たまにお茶目な仕草をするハンクさんとは対照的に常におだやか・紳士的。う〜んダンディー。
あっという間に最後のRound midnightでおひらき。とっても短い一時間強でした。いつか自分もあんな境地に達することができるのだろうか。んなことを考えつつ、日野さんに挨拶して帰路についたのだった。きょうはマッコイとマクリーンを聴きに行く。どんなことになるのかとっても楽しみだ。いやあたまにはライブ三昧っつうのもいいっすね!!
[00.10.28]
休暇も終わり、またいつもの忙しさが戻ってきてしまった。久しぶりにのんびりとした三日間を過ごしたが、反動が怖い。きのうの in"F" ライブは、前日レッスンがあったもののライブとしてはほぼ一週間ぶりということで、多少ばててしまった。旅行先に楽器を持って行くわけにもいかず、我々ミュージシャンほんとに因果な商売ですわ。
午前中なんと二カ月ぶりに髪を切りに行く。中途半端に伸びた髪ほどみっともないものはない、とわかっていながら時間が無くてのびのびになっていたのだ。すっきりしゃっきりずるっぱげ。これでGH4の面目もたつというものだ?!
今夜は小岩のCOCHI。非常にアットホームな雰囲気のお店だ。初めてのお店は一人では入りにくい、という声をよく聞くが、ここは全然大丈夫!即、常連さんになれるよ。ぜひ一度行ってみて下さい。きょうのメンバーは中村真人p,古西忠哲bという関西出身コンビ。若手ばりばりの元気者だ。おぢさんも負けてられない。いっちょうやってきます!
[00.10.22]
地獄の一週間が終わってほっと一息ついている。先週は高橋さんのリユニオンオーケストラが最大のイベントだった。リハーサルを二日間、当日もみっちりリハをやってばっちりのはずだったが、難曲ぞろいのため自分としては納得いかない出来だった。普段ビッグバンドおよび譜面とはあまり関係ない位置にいるため、たまに難しい譜面があるとやっぱりうまくいかない。う〜ん、タダセイまだまだだな、とへこんだ一日だったが、そんなこととは関係なくコンサート自体は素晴らしいものだった。達哉さんのGiant Stepsや木幡さんのプランジャーミュートソロなどはすごいの一言。さすが日本の優秀な若手を一同に集めたバンドらしく、聴き応え十分だった。打ち上げで高橋さんはこう挨拶された。「最近プロとアマの垣根があまりなく、プロの面目がたたないことが多いが、きょうはみんなのプロ根性を見せつけた素晴らしいコンサートだった。」そのとおり!!来年もコンサートを行うとのことなので、今回聞き逃した方はぜひ次回!
さてタダセイあすから3日間休養してきます。のんびり温泉につかってきます。PCも持っていかないつもり。頭をからっぽにしに行きます。帰ってきたらまたガンガンやりますのでよろしく!!
[00.10.19]
ちょっとさぼってしまった!というのも、この1〜2週間、殺人的な忙しさだったのよ。群馬県から長崎県へ行ったり、昼間リハーサルで夜仕事だったり...で、タダセイかなりぼろぼろです。きょうのALFIE、終わって少し飲んだとたん眠気が襲ってきて、早々に退散した。しかし演奏の方は充実で、14,15の日野晧正BAND、17,19の宇川彩子BAND、18の本田竹広さんとのデュオなどなど、どれも大変な仕事だった。特に、きのうの本田さんとのデュオ!ご病気されて奇跡の復活をとげられた本田さん、ほんとにファンキーでブルージー。疲れていたんだけど思いっきり元気をもらった。やっぱりキャリアって大切だね。一緒にやってて涙が出そうな場面がいっぱいあった。彩ちゃんも遊びに来てくれて大盛り上がり!何を隠そう、本田さんは彩ちゃんの大ファンなのだ。まるで親が娘を見るような目で見るんだもん。なんか入り込めないものがあったなあ。
あしたは高橋達也リユニオンオーケストラ、あさっては東京Leader's Big Bandとビッグバンドづいている。もう一頑張りして箱根に行こう!!
[00.10.7]
きのう、きょうと名古屋LOVELYに出演している。アルトの土岐さんとのピアノレスQUARTET。金澤英明b,江藤良人dsという濃ゆ〜いメンバーだ。アルナカでは僕より若いヤマジョーと一緒だが、このバンドは学生時代に自分があこがれていた土岐さんとの共演。緊張もするがまかせっきりで楽をさせてもらっているし、横で吹いていて勉強になることばかりだ。これからステージが始まる。さてきょうはどうなるか...楽しみだ。
ところできのう、大きな地震があった。新幹線で名古屋に着く少し手前で停電のため停車。30分ほど遅れる。さっそくつい先日お世話になった鳥取のコーディネーター三根さんに電話するがなかなかつながらない。何度目かでラッキーにもつながり状況を聞くが、鳥取市内は震度4くらいで大丈夫とのこと。だが2月のツアーでお世話になった境港海陸運送のある境港市がいちばんひどかったらしく、被害が心配だ。ニュースでは人的被害はあまり出ていないとのことなので少しは安心したが、天災は本当にこわい。僕の地元高松も、高松にしては大地震の震度5だったそうだ。実家にも電話するが留守電。なんと、出かけている...メッセージだけ入れて返事を待つが、かかってきたのは夜。美容院でぐらっときたらしい。なんとものんきなこと、といっても災害はいつやってくるかわからないもんね。自分としては、トイレにいるときとお風呂に入っているときだけは地震には来て欲しくない、と願っている。
さてあしたは横浜ジャズプロムナード。名古屋から直入する。もうひとふんばりがんばろう!あしたはファウストでやってます。みんな来てね!!
[00.9.28]
いよいよSLASH!ツアーもきょうで最終日。ここまで順調にきている。きょうは鳥取県の智頭というところ。鳥取市内から車で30分くらいの山の中だ。ここ数日急に寒くなってきて、半袖中心の服ではつらい。風邪をひかなければいいんだけど...
きょうは御供信弘に替わって塩田哲嗣が東京から駆けつけてくれる。彼はSLASH!で何度かプレイしてくれているので安心だ。それにしても御供信弘はがんばったなあ。若干23歳で僕たちおぢさんと一緒にツアーするのは精神的・肉体的に相当辛かったのではなかろうか。最初はかなり緊張していたようだが、金沢あたりでようやくぶち切れてきて面白くなった。僕たちも彼のためを思っていろいろアドバイスしているのだが、それをポジティブに受け入れてくれるのでスポンジが水を吸うようにどんどん吸収して成長しているようだ。これからが楽しみです。みなさんぜひ暖かく見守ってやって下さい!!
さあ、あと一日がんばって東京に帰るぞ〜〜〜!!みんな待っててね!
[00.9.24]
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22日からSLASH!のツアーに出ている。長いツアーとしては二度目になる。初日富士ケルン、二日目京都ラグと大変な盛り上がりを見せている。MCも舌のすべりが快調で、ひんしゅくを買いつつもしゃべるしゃべる...だがきのう今さんにちょっとマイクを持たせたとたん、余計なことをしゃべりそうになる。いかんいかん、やっぱりマイクは武士の刀と同じ。常に僕が確保しておかねば!
関係ないがオリンピック。日本勢がんばってるね。今も女子マラソン金メダルの映像。一方で金メダル確実と言われていた人がまさかの敗退、とかいうニュースも連日。いろいろ考えさせられる。だいたい金メダル確実なんて誰が決めるんだろう?選手にすればいい迷惑だろうね。たいていのスポーツ選手は、走るのが好き、とか野球が好き、とかいう理由で始めて、いつの間にか人よりすごくなっていた、ってパターンだと思うんだけど、スポーツの宿命は順位がつくということ。記録が数字で出るということ。そうなると、好きだけではすまなくなってくる。その記録に金を出す人が出てくるし、そうなると数字に責任が発生してくる。それでも楽しめればいいけど苦しいことの方が多くなってくることは想像がつく。つらいだろうね...
音楽や絵画などの芸術には基本的に順位がつかない。鑑賞する側の美意識が「いいわるい」を決める。したがって評価は千差万別。「うまい」人が必ずしも「いい」という評価にはつながらなかったりする。ここがスポーツと決定的に違うところ。いくら走るフォームがきれいでも、100mを20秒で走る人は評価されないのだ。つくづく音楽家でよかったと思う。僕の音楽を「いい」と思ってくれる人がひとりでもいるかぎり、吹き続けようと思っています。
さあ、これから金沢へ向かう。今夜も燃えるぜ!!男タダセイきょうもゆく!!
[00.9.19]
きょうから三日間六本木のALFIEに出演する。ここはトコさんの奥様、容子さんが経営するお店でこのところ僕のホームグラウンドとなっている。トコさんが存命中は、ここでライブの後いろんなことを話した(怒られた?)ものだった。朝5:00までやっているので、仕事を終えたミュージシャンが飲みに来て、即席のセッションが始まったりする。貴重なお宝セッションを見られることもある。僕はだいたい終わってから飲んだくれていて、従業員のハルちゃんによくその模様を隠し撮りされたりする。今回は期せずして三日連ちゃんになったが全部違うバンドでの出演。きょうはタップの宇川彩子ちゃんのバンド、あしたはClub TOKO SEXTET、あさってはボーカルの石井明子ちゃんのバンド。我ながら色んなバンドやってるな〜と感心する。このほかにも10/4には自分のバンドGH4で出演するし、コルゲンさんとのセッションもある。とてもうれしいのだが、終わりの時間が遅いので終電に間に合わないのがたまにきず。車で行かないときはタクシーになってしまう。あ〜タクシー代がかさむ〜でも六本木の駐車場事情も最悪なので、どっちにしてもお金はかかる。ま、楽しいからいいか!皆さん飲んだくれタダセイが見たければALFIEへどうぞ!
[00.9.18]
15,16の二日間、神戸のSATINDOLLに行って来た。アルトの土岐英史さんのセッションだ。土岐さんは僕が大学時代、学園祭にお呼びして以来の僕のアイドルで、昔はコピーもしまくった人だ。そんなあこがれの人とこの2年ほど共演する機会が増えた。こちらはそれこそ緊張しまくりなのだが、なぜか土岐さんにとてもかわいがられ、2アルトの仕事をいろいろいただくようになった。今回の神戸は土岐さんの地元でもあり、僕を紹介したいということで呼んでいただいた。メンバーは東京から土岐、多田、そして江藤良人、地元から生田幸子p,三原脩bという顔ぶれ。もちろんほぼ初対面(三原さんとは10年くらい前なぜか一緒に飲んだことがある)の5人なのでどうなることかと不安と期待があったが、そこはさすがジャズメン、みごとにサウンドを作り上げていた。とても楽しい二日間で、さっそく年末にまた呼んでいただけることになったし、来年からは定期的に、というお話もいただいている。本当に土岐さんありがとうございました!演奏面でもいろんなアドバイスをいただいたり、秘蔵のリードを何枚もいただいたり...お弟子さんもたくさん来ていたけど、土岐さんの生徒思いな一面を見た気がする。今度は10/6,7の名古屋LOVELY(ピアノレスQUARTET、金澤英明b,江藤良人ds)、10/8の横浜ファウスト(Bass米木康志にかわる)での共演。楽しみだな〜〜
[00.9.13]
記念すべきタダセイのひとりごと、最初の登場は高田馬場のジャズ喫茶イントロのマスター、茂串邦明氏。 それというのも、きのう12日に彼が新しくパーソナリティーを務める新番組「イントロに気をつけろ!」の初回のゲストに呼んでいただ いたので、そのお返しの意味もあるのだ。親しみをこめて僕はこのマスターを「おやじ」と呼んでいる。僕が12年前、プロになるべく上 京してきて間もない頃、イントロで行われていたジャムセッションに顔を出して以来、とても気に入ってくれて何かと応援をしてくれてい るおやじ。口は悪いが気はやさしい。このおやじ、10年前からなんとドラムを始めて、持ち前の負けず嫌いの性格でめきめき上達、最近 では僕や佐藤ハチ恭彦などプロを雇って毎週火曜日の夜中に店で練習会を行うまでにのめり込んでいる。ちなみにこの練習会、夜中12:0 0すぎから朝までやっているので、仕事を終えたプロの方、終電のがして行くとこ無い方、ぜひ飲みがてら聞いてやって下さい。
話は戻っておやじの新番組「イントロに気をつけろ!」はCSデジタル放送ミュージックバードというところの番組。デジタルチューナーがないと聴けないので、一般の方にはなかなか縁がないかもしれない。だが武蔵野ケーブルテレビ(名称は定かでない)などの地方ケーブルテレビでネットしている場合は普通に聴けるようなので地方の方、チェックしてみてください。おやじはなんと二時間の長丁場をひとりで仕切る、という大冒険!初回の収録ということで緊張していたようだが、僕のナイスなサポートのおかげで(?)無事収録完了。話もたっぷり、曲も僕の古い参加CDや影響を受けたCDなどをノーカットでたっぷりかけているので、聴ける方はぜひどうぞ!なかなか面白い番組になりそうだ。ちなみに放送は10/5、12の二回。時間は...忘れた!とにかくおやじ、これからもよろしく!!